将棋ウォーズブログ

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角換わりスト必修の定跡『角換わり富岡流』の棋譜

将棋ウォーズ戦記

『角換わり富岡流』は富岡英作によって考案された、詰みまで研究された先手必勝の定跡。『角換わり腰掛け銀』の定跡の中で『木村定跡』と並んで、最重要定跡です。

『角換わり腰掛け銀』の先後同型で、『木村定跡』の2手前、つまり双方の玉が入城する前の段階

このような局面で発動する定跡です。


歩の突き捨て順は『ヨニイナサン』と覚えてください。たぶんこの突き捨て順が一番紛れが少ないです。

63手目、▲2二歩打が『富岡流』。

68手目、△4一玉と早逃げするのが最善手だが、△4九馬と攻め合う手もある。以下▲2二と△4一玉▲7四桂△同金▲5三馬△5八馬▲7二歩△同飛▲6二歩△4二金▲4五桂△5三金▲同桂成△6二飛▲同成桂で後手玉に必至がかかり、先手玉に詰みはないため先手必勝で間違いないと結論付けられた。

一応将棋ソフトで評価値も出してみました。

将棋ソフトの候補手と、定跡手順の食い違いが見られますが、将棋ソフトの候補手はすでに研究済みでほとんどまぎれの無い定跡です。

『木村定跡』は先手必勝と言われながら、将棋ソフトの同士で対戦させると稀に、先手が負けますが、『富岡流』は先手必勝で間違いないでしょう。

ちなみにウィキペディアに乗っていたのですが・・・

2011年のA級順位戦1回戦、千日手指し直しの▲渡辺明 対 △郷田真隆戦では郷田が上記の定跡手順をそのままなぞって投了するという珍事が起きた。郷田は局後に「定跡とは知らなかった」と語った。

まあこの定跡を知らなくてもA級棋士としてやっていけるので、知らなくても問題ありませんが、定跡の中には『歩を使った手筋』が山ほど出てくるので、覚えておくと役に立つと思います。逆に言えば、この定跡を知らずとも、定跡をなぞれるというその棋力に圧倒されますが・・・

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