藤井聡太 四段 対 豊川孝弘 七段の棋譜 王座戦(2017/12/28)
第66期王座戦一次予選の棋譜。先手の藤井四段は角換わりを得意とする一方、後手豊川七段は、おやじギャグを得意とする。
20手目、△5三銀、後手は「雁木」である。
23手目、▲3八飛、三筋は雁木の弱点と言われている。
109手目、▲4三歩打を見て後手投了。
中盤、盤面右での細かい攻防で先手がポイントを稼いでいった。後手は慢性的な歩切れが痛かった。終始先手ペース。後手は2枚の飛車を持つも、先手が攻撃の機会を与えなかった。藤井四段の完勝である。